私が好きなワインのタイプ
私は「上質な酸味」と「ほのかな自然な甘み」を感じるワインが好きです。
赤ワインではこれに加えて「ジューシーな果実味」と「しっとり、なめらかなタンニン」を感じるものが好みです。
まやかしのないワイン
「愛情を持って、丁寧に育てられたぶどう」を感じるワインを選んでいます。
そんな良いぶどうを使うなら、ワイン造りにも手抜きはないはず。
まやかしなく造られたワインは、どなたでも素直に「美味しい!」と感じます。
お客様の様々な好みも考えて選びますが、まずは「品質ありき」です。
グラスワインで世界旅行
ワインは世界中で星の数ほどつくられていて、その土地の歴史・文化・思想・食習慣などが、ワインの種類や味わいに現れます。
グラスに注がれた美しい液体の旅路をいろいろ想像すると、世界旅行やタイムスリップができますよね。
飲み頃のワインは美味しい
瓶詰めされたあと、ボトルの中でワインはゆっくりと変化していきます。
「香り」「味わい」「余韻」のバランスが、そのワインの頂点に達した頃合いを『飲み頃』といいます。
さらに私の個人的な好みですが、「ピークに達するちょっと前」のワインを見計らって選ぶようにしています。
そのような時期のワインは、グラスに注いでから徐々に香りや味わいが開いていき、「一番イイトコ」を楽しめるように思います。
ボトルから注がれたあとも表情を変える
ボトルでご用意しているワインは、上記のような基準のほかに、栓を開けた瞬間から飲み干すまでの「変化を楽しめるワイン」を選んでいます。
そんな基準で選んだフェルマータのワインをぜひ味わってみてください!
Shinada, Hironobu (Sommelier, Wine Bar FERMATA)